種は船プロジェクト／小型船「TANeFUNe」
アーティストの日比野克彦が全国各地で行ってきた朝顔の種の形を模したダンボール製の船をつくる「種は船」を舞鶴で行ったプロジェクト。
日本海に面した海と造船の街・舞鶴の特色や地域資源を生かした三か年計画として2010～12年にかけて実施。一年目にはダンボールと木材による船をつくり、二年目には自走する小型船「TANeFUNe」を述べ5,000人以上の市民とともに製作、三年目にはTANeFUNeで舞鶴から新潟までの日本海沿岸約970Kmを81日間かけて、計35の港に立ち寄りながらワークショップを開催しながら航海をした。
2013年にはTANeFUNeは宮城県塩釜市の浦戸諸島に渡り、約4か月間のワークショップと地域をめぐる航海を行った。
TANeFUNeは、その後も、東京都・埼玉県の荒川（2015-16）や香川県の粟島（2019-）に渡り、いまも様々な地域の豊かさや海の魅力を伝える船として活躍している。/
年代2010～2013
参加アーティスト日比野克彦、五十嵐靖晃、喜多直人ほか
これまでの活動
- 2010年9月23日～2010年11月23日
- 「種は船 in舞鶴 ～ダンボール船「舞鶴丸」の制作ワークショップ／完成式／作品展示」（会場:舞鶴赤れんが倉庫・芝生広場）
- 2011年7月9日～10月30日
- 「種は船 in舞鶴 ～小型船「TANeFUNe」の制作ワークショップ」（会場:舞鶴赤れんが倉庫・芝生広場、yashima art port、国立舞鶴高等工業専門学校、大庄屋上野家等）
- 2012年4月1日～2012年5月18日
- 「種は船 in舞鶴 ～小型船「TANeFUNe」の制作ワークショップ」（会場:舞鶴赤れんが倉庫・芝生広場、yashima art port、和田造船）
- 2012年5月19日～8月6日
- 「種は船～公開プロジェクト from舞鶴」（会場:舞鶴赤れんが倉庫・芝生広場前～新潟港までの日本海沿岸各港）
- 2012年8月6日～12月24日
- 「水と土の芸術祭2012」での作品展示
- 2013年1月19日～3月3日
- 「種は船⇔船は種 ドキュメント展 in舞鶴」（会場:舞鶴赤れんがパーク 5号棟）
- 2013年5月26日～9月30日
- 「種は船でつなぐ湾」（会場:浦戸諸島各所、ビルドフルーガス、南三陸町等）
- 2013年12月7～8日
- 「つながる湾フォーラム～海・種・記憶」（会場：ふれあいエスプ塩竈）