日本とマレーシアの共同プロジェクト
「アートのような、ケアのような《とつとつダンス》」
日本とマレーシアの共同プロジェクト「アートのような、ケアのような《とつとつダンス》」は、2022年よりマレーシアと日本の2国間で、身体表現(ダンス・音楽)と介護を横断するプロジェクトを開催します。
本プロジェクトでは、日本のダンサー・振付家の砂連尾理(じゃれお・おさむ)と、マレーシアで認知症の音楽療法の可能性を研究してきたサウンドアーティスト、カマル・サブランが、マレーシア在住の認知症の人と介護者・ご家族とともに、ダンスと音楽による作品作りを行います。
このプロジェクトの前身となる「とつとつダンス」では、2009年から、砂連尾理と京都府の特別養護老人ホーム「グレイスヴィルまいづる」に入居するお年寄りや施設職員、地域住民が、ともにダンスワークショップやダンス公演を行ってきました。日本では認知症ケアに対する、新たなアプローチのヒントとしても注目されています。
「とつとつダンス」の「とつとつ」とは、日本語の「朴訥」「木訥」という言葉を想起させ、「言い淀んだり、もじもじしたり、揺れたり、ためらう」というようなイメージから名付けられています。洗練された身体表現の完成度を求める「ダンス」ではなく、日常的な身体のコミュニケーションを実験的に行うプロジェクトです。
主催:文化庁、一般社団法人torindo
協力:
C&S Associates Aged Care Consultancy and Training in Malaysia
マレーシア科学大学 芸術学部
マレーシア C&Sアソシエイツ・エイジドケア・コンサルタント&トレーニング
イポー国際アートフェスティバル
国際交流基金クアラルンプール 日本文化センター
特別養護老人ホーム グレイスヴィルまいづる
※文化庁委託事業「令和4年度障害者等による文化芸術活動推進事業」
『日本からマレーシア、アジア太平洋へ~認知症患者・高齢者と介護者とつくる「アートのような、ケアのような《とつとつダンス》」』
年代2022〜現在
参加アーティストカマル・サブラン、セシリア・チャン、砂連尾理、神村恵
これまでの活動
- 2022.6
- プロジェクト開始
- 2022.8.14
- イントロダクション・トークセッション実施@zoom
- 2022.8.28
- 第1回ワークショップ(非公開)@zoom
- 2022.9.4
- 第2回ワークショップ(非公開)@zoom
- 2022.10.2
- 第3回ワークショップ(非公開)@zoom
- 2022.11.13
- 第4回ワークショップ(非公開)@zoom
- 2022.12.3
- 第5回ワークショップ(非公開)@zoom
- 2022.12.26
- 公開ワークショップ@バガン病院(エルダーケアセンター)
- 2022.12.29
- Ipoh Healing Arts Festival@PORT (No.9, Jalan Sultan Azlan Shah, Ipoh)
- 2023.1.2
- 公開ワークショップ@バガン病院(セミナー1、レベル4、ブロックA)
- 2023.2.21
- 非公開ワークショップ@SOMPOケア そんぽの家S王子神谷
- 2023.2.22
- 非公開ワークショップ@立教大学 新座キャンパス
- 2023.2.24
- 非公開ワークショップ@クロスプレイ東松山
- 2023.2.25
- 2022年度活動報告展示会@さいたま市文化センター
- 2023.2.26
- 施設見学@春日台センターセンター